乾燥した原土を、石で叩いて細かく砕きます。
その後、もう一度天日干しをして、バケツに土と水を入れ土が溶けたら攪拌し濾します。(用途に応じて、細かい土や小石など入った荒い土にします。)
何日かそのままにして置いて上水を捨て、素焼きの鉢に布を引き土を入れ乾かします。程よい硬さになったら、ビニールに包んで出来上がり。最低、半年以上は寝かせます。
硬い長石は、この鉄の棒と鉢で砕いて濾して砕いて濾して、ひたすらこの作業を繰り返して出来上がります。
初めはこの長石だけだったので、とてもハードな仕事でしたが、
今は砕く必要のない、ただ濾すだけの風化長石も使用しています。
灰は、炭屋さんなどから大量に頂いた物を、濾してアク抜きをします。(バケツの中に灰と水を入れ1日置き、上水がアクでぬるぬるしているのでそれが無くなるまで繰り返します。)
天日干しして、完成。
セイタカワダチ草、栗灰、樫灰、松灰、藁灰(自分で、無化学肥料・無農薬で作った米の藁)を使用しています。