展示会を終えて
安成工務店『nenrie』でのうつわ展、最終日を終えました。
息子も連れての展示会、スタッフの方が温かく受け入れてくださり見ていてくださって、お越しくださったお客様のお子様と共に仲良く毎日のびのびと過ごすことができました。
我が家のギャラリーでは、いつも親子3人でお客様をお迎えしていて、親子連れの方でもお子様と一緒に気兼ねなく来られて、お子様がまた来たいと思えるようなそんなギャラリーでありたい。という想いがあります。
器の売り買いだけでなく、それ以上の人と人との繋がりを大切にしたいと思っています。
それは間鍋がひとりの陶芸家としてだけでなく、家族を含めた人となりを感じていただきたい。だからこそ展示会にも子供を連れて一緒に行こうと。
それには色々な不安やもどかしい思いもあり、いつもそれをどこかしらで解消できずにいたように思います。
今回、安成工務店さんの展示会では、そんな不安がありませんでした。
温かく、安らぎこそ感じる空間に、私たちがどれだけ救われたかわかりません。
思い返すと涙が出てくるほどに、皆様の優しさ温かさに支えられた期間でした。
スタッフの方のお客様との繋がりに触れ、お客様を大切にされているからこそ、皆様が笑顔に満ち溢れて、和やかな空気が流れていたんだと思います。
それこそ、私たちが大切にしたい、人と人とのやりとり、繋がり。
豊かな空間、時間は、やはり、人が作り出すんだと、しみじみ感じました。
安成工務店さんには、そのたしかな空気でいっぱいでした。
沢山のお心遣いに感謝するばかりですが、感じたものをこれからの糧にして、益々精進して参りたいと思います。
最後になりましたが、
お越しくださいました皆様、安成工務店の皆々様に心より感謝申し上げます。
間鍋家一同
展示会のお知らせ
ご無沙汰して申し訳ありません。
今年は昨年に続きイベントなど相次いで中止となりました。
その中でも、お客様がお越しくださったり、ご注文頂いたりすることもあり、ありがたいご縁に感謝するばかりの日々を過ごしておりました。
仕事だけでなく、米作りでお世話になっているふるさと牧場にも、今年からは息子も一緒に家族3人で。
椎茸の菌打ち、筍掘り、ヨモギや野いちご摘み、等々、息子と沢山できることが増え、ささやかながら家族の時間を過ごせるこの時間はお金には変えられない財産になっています。
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下記、皆様に久々の展示会のお知らせをさせていただきます。
どうぞ宜しくお願い致します。
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安成工務店1991年の山口支店開設から約30年。2019年9月に移転リニューアルオープンされた『nenrie』内にて、間鍋竹士うつわ展と題して展示会をさせていただきます。
※日時 7/2(金)~4(日)10時~17時
※場所 山口市小郡前田町1-7
安成工務店ネンリエ内
館内にはジェラートが楽しめる『meli-melo』さんも併設されています。
安成工務店の家づくりは、木・土・石・紙といった本物の自然素材にこだわられています。
洗練されているのに自然を感じられるような、豊かな緑と木の香りに包まれた空間を堪能できます😊
ご予約優先ですが、お人の状況によっては入場制限があるかもしれませんが、当日でもご入場いただけます。
未だコロナ禍ではございますが、よろしければ足をお運びくださいませ。
事前予約頂いたお客様、毎日先着15組様に豆皿がプレゼントされます😊
詳しくは下記をご覧ください。↓
https://www.yasunari.co.jp/
新年のご挨拶
笑顔と喜びで満たされる
穏やかな実りある年となりますよう
心よりお祈り申し上げます
間鍋は今年も、三が日は防府天満宮下の
天とてさっか店前にて、初売りをしております。
お越しの際はどうぞ温かくして
お立ち寄りくださいませ。
今年も謙虚に誠実に邁進して参ります
本年もどうぞ宜しくお願い致します
間鍋
今年最後のご挨拶
今年はめまぐるしい一年でした。
過ぎてしまうとあっというま。
人と人との距離が遠ざかる今の状況下で、改めてその距離の大切さを噛み締めて、見えないつながりを深く感じた年でした。
皆様に支えられ、乗り越えられた一年。
感謝しかありません。
皆々様に
心より御礼申し上げます
どうぞ穏やかに新たな年をお迎えくださいませ
間鍋
手洗い鉢
先日、オーダー頂いていた手洗い鉢がご新居に設置されました。
色柄、サイズなどお客様のご要望を伺い、小さいサイズでサンプルをお作りし、最終的にこちらのデザインに決まりました。
内側から白をベースに黒の下鎬になっています。粉引ならではの淡いピンクの斑点(御本)が出たそのふんわりと優しい雰囲気が、朗らかで柔和なご夫婦とそのご新居にぴったりで、、嬉しくて愛おしくも感じました。
そして、こちらは初めてご注文くださったお客様が選んでくださった記念すべき第一号の手洗い鉢です。↓
ギャラリーにあった黒の鉢を気に入ってくださり、そのままの形で手洗い鉢としてご注文くださいました。
当時手洗い鉢は初めての試みで、無事に設置されたと伺った時は安堵したのを覚えています。
初めてがあるから今があります。
本当にありがたいことです。
一日の少しの時間、でも毎日目に留まるものだからこそ、長く付き合うものだからこそ、大切で、お客様のその大切な空間にあるものとして選んで頂けるなんて、当たり前の日常に寄り添えるものになれることは何より嬉しいことだと改めて感じています。
安成工務店さんからの御縁で、こうしてお客様に出逢うことができ、改めて繋がれた御縁に感謝するばかりです。
展示会を終えて
博多阪急での展示会、無事に終えることができました。
お越しくださった皆様、関係者の皆々様に心より御礼申し上げます。
未だコロナ禍ではありますが、だからこそ、器に目を留めてくださるお客様がいるありがたさを身に染みて感じ、また、以前から応援してくださっている方々にもお会いできて、マスク越しですが、笑顔を交わせて、本当にかけがえのない貴重な機会となりました。
福岡で出逢えたご縁は、私たちにとって特別なものがあります。
大切なご縁を糧にして、これからも精進して参ります。
展示会のお知らせ
11月11日より博多阪急で開催される展示会「使えるアート、暮らしのアート。」に間鍋も出展いたします。
お時間ございましたらぜひお立ち寄りくださいませ。
期間中は間鍋も終日在店しておりますので、お越しの際はお気軽にお声掛けくださいませ😊
売場:博多阪急7階 『ステージ7-2』
期間:11月11日(水)~11月17日(火)
営業時間:10:00~20:00
イベントを終えて
ワイスワイスさんでの展示会も無事に終えました。
お越しくださいました方々、スタッフの皆々様に心より御礼申し上げます。
コロナの影響で県内のイベントは中止になって、それから久々の展示会でした。
東京なので伺えずでしたが、
いつかは伺ってみたいなぁ。。
夢見ております。
山口から想いを馳せる、、
どんな方が手に取ってくださったのだろう。
ほっとするお茶の時間に
誰かのそばに寄り添える器になれただろうか。
その先の物語が喜びで満たされていますように。
次は11月に福岡で展示会です。
またお知らせさせていただきます。
11人のお茶の時間展
こんばんは。
つい先日まで秋風が恋しいと思っていたら、
朝晩は肌寒いくらいに、随分涼しくなってきました。
未だコロナ禍の世の中ですが、
今の現状の中でも、できる限りの方法で、
皆様に器を見ていただきたく、動き出しています。
9/18(金)から27(日)までワイス・ワイス・トゥールスさんにて開催される”11人のお茶の時間展”に間鍋も参加させていただきます。
お茶の時間が愉しくなる器に出会えますように。
(※間鍋は在店いたしません。)
「11人のお茶の時間」展
参加作家:阿南維也/岩崎龍二/岩清水久生/遠藤岳/大沼道行/大村剛/岡晋吾/田中信彦/つちやまり/角掛政志/間鍋竹士
開催場所:WISE・WISE tools(東京ミッドタウン ガレリア3F)
開催期間:2020.9/18(金)-27(日)
※会期は変更となる場合がございます。
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~ご来店にあたり~
マスクの着用、入店時のアルコール消毒、他のお客様・スタッフとの距離を保ちながらのお買い物にご協力いただけます様お願いいたします。
又、混雑時には入場制限をさせていただきます。
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市松模様
こんばんは。
久しぶりのブログです。
未だ、不安のある世の中ですが、私たちはその中でも変わらない日常を過ごしています。
変わらないこの日、一日に感謝し、
当たり前のありがたさを改めて噛み締める日々です。
今日は市松模様についてご紹介させていただきます。
市松模様は日本古来の伝統的な模様のひとつで、その柄が途切れることなく続いていることから、『永遠』『発展』『繁栄』などの意味が込められた縁起のいい模様として、昔から愛されています。
間鍋もカップ、湯飲み、皿、花器、火鉢など、様々な形の上で大切に描いてきました。
時間と手をかけた市松模様、その工程もご紹介させていただきます。
上の写真は、土の中の鉄分を抽出し、調合した黒い釉薬を塗っているところ。
これから乾かします。
そして次の工程へ。
鉄釉が乾いたら、塗りの厚さが均一になるように削りならし、上に撥水剤を塗っていきます。
撥水剤がついた部分は釉薬を弾いてかからないので、はみ出した部分は下地までいかないよう薄く削りとります。とても慎重な作業です。
これは市松柄の黒い部分。
マグカップの黒い取っ手や、器の高台の黒い部分もこの工程を経ています。
そして、釉掛けです。
動画がアップできず、文章だけでお許しください。。Instagram(manabe624)とFacebook(間鍋竹士の器)には投稿できているので、よろしければそちらでご覧くださいませ。。
釉薬をかけたら
細かい部分の手直しをして、
窯詰めです。
朝方までひたすらに釉掛けし、
窯詰めにも神経を尖らせます。
配置する場所によっても火の回りが違ってきます。これは感覚と経験と、窯を開けてからの出会い。
御神酒して、祈り、ようやく火が入ります。
およそ13時間。1200度までゆっくりと温度を上げていきます。
緊張感と高揚感の中の1日です。
また少しずつご紹介させてください。
暑い日が続いています。
皆様どうぞお身体大切に夏を乗り切りましょう。☺️