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ちぐまや家族
こんばんは。
本日(2/22)ちぐまや家族の放送日でした。
時間をかけて丁寧に取材していただいて
間鍋の人となりを引き出して映し出してくださって、本当に感激しました。
器も番組も、職種は違えど作り出す生み出すことに計り知れない時間と労力が伴っていて、今回一部分ではありますが垣間見て、ここだけでなくそこから紡ぐ作業にも苦労されるんだろうと思うと、引き出して紡いでいく作業がどれだけ大変かと、とにかく感動するばかりです。
土を採るところから始まる器づくり。
とても大切な時間ですが、器からその裏側は見えなくて、でも確かなその時間があるからその器は生み出されています。
土を採りに泥だらけで、灰を濾して、工場から灰まみれになって帰ってきます。
苦労しているように見えないのが彼の魅力のひとつかもしれません。
むしろ楽しんでいる。わくわくしているような。
新しい土が採れると、よぉし!と気合いが入ります。
本焼きが朝になってしまった日も、こんなにかかってしまったと笑い合います。
苦労してないわけじゃないのに、苦労を苦労と感じず、やってのけるポジティブなひと。
自分と言う軸が真っ直ぐ貫けています。
あの時間を間鍋にかけてくださったことだけでもありがたいことで、その時間の中で不器用な彼の人となりをあんなにも真っ直ぐ魅せてくださったのには、本当に取材陣の皆様には感謝するばかりです。
沖永優子さん、間鍋は以前から知り合いでしたが、私は先日展示会で初めてお会いして、テレビでいつも拝見していた方なので、緊張してほとんどお話できなくて、、テレビのまんま美しくて明るくて朗らかで一瞬で空気がぱぁ!と明るくなる太陽のような素敵な方でした。
また、いろんな方の力があって作り出されるものづくり。
自ら土を採取しますが、そこに土がなくては生み出せません。大地に、所有されている方々に、感謝の日々。
改めて痛感しました。
このような貴重な機会を与えてくださったちぐまやの皆様、この場を借りまして心より感謝申し上げます。